2024/11/05
毎年11月第3週の土、日曜日はマカオグランプリが開催される。今年も既に各所で交通遮断が行われ道路の整備が始まっている。今年は第71回目の開催となる。
ちょっと趣きの異なる方法でグランプリコースを巡ることにした。
①AVENID DA AMIZADE → ②AVENIDA DE LOPO SARMENT DE CARVALHO → ③ESTRADA DE S. FRANCISCO → ④ESTRADA DOD PARSES → ⑤ESTRADA DE CACILHAS → ⑥RAMAL DOS MOURES → ⑦ESTRADA DE D.MARIA Ⅱ → ⑧RUA DOS PESCADORES
全部で8本の道路を使ってのグランプリコース、日ごろはマカオ一般市民が自由に使っている道路だ。
①AVENID DA AMIZADE:スタート・ゴール地点が有る通り。『友誼通り』と名付けた。
②AVENIDA DE LOPO SARMENT DE CARVALHO:リスボンコーナーを曲がりきるとそこはカルバーリョ将軍通り。オランダが攻めてきた際、マカオ側の司令官となって活躍、マカオをオランダから守り通した人物を記念して付けた通り名だ。
③ESTRADA DE S. FRANCISCO:ポルトガル軍の要塞があった場所、『S.FRANCISCO要塞通り』。
④ESTRADA DOD PARSES:中国語名『白頭通り』。
⑤ESTRADA DE CACILHAS:松山要塞の中腹にある道路カシーリャス通り、オランダ軍が攻めてきた際、カシーリャス通りを回り込んで、今の貯水池が最も入り込んでいる個所からオランダ軍が上陸した、とある。山の中腹なのに海辺通りという名前。昔は海岸通りだったんだね。
⑥RAMAL DOS MOURES:MOURES→人名だと思うけど、解らない。
⑦ESTRADA DE D.MARIA Ⅱ:ドナ・マリア二世要塞を回る道路の名前、1860年代のポルトガルの有名女帝。
⑧RUA DOS PESCADORES:中国語名は『漁翁通り』。ヘアピンカーブのある通り。
フォミュラーカーが爆音を立てて走るマカオグランプリコースにも大航海時代が垣間見れるんだね。大航海時代に因んだ道路名で実況放送したら、どんなレースになるだろう?